腹回りの皮下脂肪を落としたい!とお悩みの方必見!
本来皮下脂肪は女性につきやすいのですが最近は男性でも皮下脂肪が気になる方が増えているようです。
まずは自分のお腹周りの脂肪は皮下脂肪なの?
と皮下脂肪の見分け方から皮下脂肪がつく原因、そして皮下脂肪を落とす方法まで解説します!
腹回りの脂肪は「皮下脂肪型」それとも「内臓脂肪型」?
チェック!
あなたの肥満は皮下脂肪型?それとも内臓脂肪型?
肥満には「皮下脂肪型」と「内臓脂肪型」の2種類があるのをご存じですか?
【皮下脂肪型肥満】
皮膚の下に脂肪がたまっている状態。
主にお尻から太ももに脂肪がたまる。
外見からも肥満とわかるような体型で「洋なし型肥満」とも言われる。
【内臓脂肪型肥満】
肝臓や小腸など内臓の周りに脂肪がたまっている状態。
主におなかの周りに脂肪がたまる。
おなかがぽっこり出る体型から「りんご型肥満」とも言われる。
見た目が気なるから早く皮下脂肪を落としたい!
と思っている方は多いのですが、2つの肥満のタイプで生活習慣病を招く危険性が高いのはどちらだと思いますか?
実は内臓脂肪型のほうが生活習慣病を招く危険性が高いのです。
内臓脂肪型肥満の危険性の目安
男性:ウエストが85㎝以上
女性:ウエストが90㎝以上
ウエストのサイズが上記以上の方は要注意!!
とにかく皮下脂肪をなんとかしたい!
と思っている方でも実は内臓脂肪を意識すべきかもしれません。
ご自分の体型とウエストの数値と照らしあわせてみてくださいね。
腹回りの皮下脂肪の原因
そもそもお腹回りの皮下脂肪の原因はなんでしょうか?
皮下脂肪は女性、内臓脂肪は男性につきやすいと言われています。
それなのに、近年お腹回りの皮下脂肪が気になるという男性が多いようです。
『その原因は主にカロリー過剰摂取と運動不足』
「皮下脂肪を落とす為にダイエットするぞ!」
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイエットをすることによりまず燃焼するのは内臓脂肪が先です。
皮下脂肪だけを落としたい!!
と安易にダイエット器具やサプリメントに頼るだけでは根本的な解決にならないので注意が必要です。
腹回りの皮下脂肪を落とす最速の方法!
やっぱりか・・・と思われるかもしれませんが、
運動と食事を見直すのが1番の方法
です。
腹回りの脂肪は皮下脂肪にしろ内臓脂肪にしろ中性脂肪を減らす努力が必要となってきます。
【お腹回りの皮下脂肪を落とす最速の方法】
1.中性脂肪を減らす
2.よくかんで、腹八分目
3.ケーキなど甘い物に要注意
4.バランスのよい食事を心がける
5.ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる
1.よくかんで、腹八分目
脳が満腹を感じるまでには、食事を始めてから15~20分ぐらいかかると言われています。
早食いの方は満腹を感じる前に食事が終わってしまいがち。
その為必要以上に食べ過ぎてしまい肥満につながります。
「1口30回かむ」を目安にゆっくり食事をとる習慣をつけて行きましょう。
そうすると自然と腹八分目で満足できるようになるでしょう。
2.ケーキなど甘い物に要注意
糖質はエネルギー源となる一方、余った分は中性脂肪として体内に蓄えられる性質があります。
特に甘いデザートは中性脂肪になりやすいため、ほどほどにしましょう。
ヨーグルトなどの低カロリーのデザートにするなど工夫すると良いです。
果物もケーキなどよりは良いですが、食べ過ぎはよくありません。
目安はリンゴ1/2個、みかん1個ぐらいの量です。
3.バランスのよい食事を心がける
まずは欧米型の食生活を見直し、和食中心の食生活が理想です。
特にお魚や大豆製品を積極的にとると良いです。
また、野菜や海藻・きのこなどの食物繊維が豊富な食材を摂るのも効果的です。
中性脂肪を減らすのに効果的なのが「水溶性の食物繊維」をとるのがGood!
水溶性の食物繊維は、果物・豆類・かぼちゃなどの野菜・こんにゃく・海藻に多く含まれています。
4.ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる
ウォーキングやジョギングなどの呼吸しながらゆっくりと時間をかけて行う有酸素運動は、体内の脂肪やブドウ糖をエネルギー源として使うため、中性脂肪を減らすのに効果的!
有酸素運動では、運動開始後20分ぐらいたたないと脂肪は消費されないので、
1日30分~1時間を目安に行ってみてください!
腹回りの皮下脂肪を落とす方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
世の中に様々な情報があふれていて、どれも手っ取り早く痩せたい人にむけて良いことばかり謳っていたりします。
しかし、どの方法を選んでも一人一人の努力は少なからず必要です。
急激な減量を目指さず一歩一歩少しずつ
これが何よりも腹回りの皮下脂肪を落とす1番の近道です!
※この記事は、聖路加国際病院内科医長西崎統さんの「中性脂肪が高く肥満・動脈硬化が気になる方へ」の本を主に参考にさせていただきました。