ファスティングダイエットや断食などを始めると、頭痛や貧血など体調不良に見舞われる事があります。
『好転反応』である事が往々にしてあるのですが、ファスティングダイエットなどで起こる好転反応で押さえておくべき症状を紹介します。
ファスティングダイエットで押さえておくべき好転反応とは?
ファスティングダイエット中に、一見ネガティブに思えるような症状いわゆる『好転反応』と言われる症状が現れる場合があります。
これを正しく知っておくことによって、体に起きる変化をポジティブに捉える事ができるのでダイエットが成功しやすくなります。
(※もちろん頑張りすぎてはいけません!)
よくある症状としてはこちら
頭痛
めまいなどのふらつき
便秘や下痢などの便通の変化
吐き気や気持ち悪さ胃痛など
倦怠感
眠気
結構多いですよね。
現れる症状は個人差があり、今まで食べていた量が多かった人、また口にする食べ物の質が悪かった人ほど胃腸に大きなギャップが生じ、上記のような症状が強く出る傾向にあります。
現代人はほとんどの人が食べ過ぎと言われており、胃腸を酷使しすぎているのです。
次から次へと食べ物が送りこまれることにより食べ物の消化に追われ、本来働くべき機能が働いていません。
そんな状況からいきなりファスティングや断食に入ってしまっては体が驚くに決まってますよね。
好転反応は個人差はありますが、多少なりとも上記のような症状が現れても慌てずに日常生活が送れる状態かを冷静に判断してみてください。
今まで眠っていた機能が動き始める良いきっかけとなる場合が多いでしょう。
倦怠感やふらつき
だるさやふらつきの原因は、血糖値が関係している事が多いです。
1日に何度も甘い物を摂取したり、炭水化物メインの食事が多いような普段血糖値を乱高下させる食習慣だった人にはふらつきが起こりやすい傾向にあるようです。
便秘や下痢などの便通の変化
ファスティングや断食などで腸の働きが正常に戻ろうとします。
下痢の場合は腸が正常に働くようになり、今までの体内にたまった毒素を排出する為下痢になったりします。
また、逆に便秘になったという方もいますが、今まではただ食べ物で押し出していた便が腸の蠕動運動によって自然なお通じになる場合は一見便秘になったように思う事もあります。
どっさり出るのが良しとしていた方は戸惑いもあるかもしれませんが、正しいファスティングをしていれば必要な分が自然とするするっと出るようになるので神経質にならない事です。
好転反応との向き合い方
いずれの症状にしろ、体が正常な機能を取り戻そうとしているので整腸剤などを使用するのは控えたほうが良いでしょう。
どうしても日常生活も送れないほどであればそれはご自分の今の体にはあってない方法なので、食事量をちょっと増やしたり調整してみてください。
いきなりファスティングや断食に入るのは危険なので、理想は準備食から回復食までしっかりと計画を立てつつファスティングダイエットに挑むのが理想です。
初心者の方は特に今はファスティングに特化した酵素ドリンクなどの商品も充実しているので、そういうものを併用し必要な栄養は最低限補いながら行うのもオススメです。