大阪府と医療機関が開いた共同会見でコロナウィルスへの効果が期待できるという薬が発表されました。
それがイソジンはじめポビドンヨードを含むうがい薬であるとのことですがどこまで信憑性があるのでしょうか?
会見内容を詳しく見ていきましょう。
イソジンがコロナに効果的!?
効果が期待できる薬は『ポビドンヨード』を含むうがい薬。
誰もが一度は使ったことがあるあのイソジンが代表的なものです。
1日4回ポビドンヨードが入っているうがい薬によるうがいを実施
府の宿泊療養施設の療養患者(41名)を対象として、起床時・昼食前・夕食前・就寝前の計4回に渡ってうがい薬を実施
4日目には、10人中9人の割合で明らかな効果が出たそうです。
重症化しないようにする為ですので風邪のような症状がある方は集中的にイソジンなどでうがい薬を使用してもらいたいとの発表でした。
世界中で感染対策に使われている代表的な殺菌消毒剤の有効成分のひとつ
茶色い液体が特徴
成分:昆布やワカメなどに含まれるミネラルの一種「ヨード(ヨウ素)」と、毒性を下げ水に溶けやすくする成分「ポリビニルピロリドン」
用途:うがい・手洗い 傷の殺菌・消毒など
ポビドンヨードが感染対策に有効な理由
皮膚や粘膜に使える
ヨードだけだと皮膚への負担が大きいが、ポリビニルピロリドンと合わせることで刺激を抑え、皮膚や粘膜にも安心して使えるようになる
耐性を持った細菌・ウィルスにも攻撃
繰り返し使うと、細菌やウィルスが薬に対抗する力(耐性)をつけ効き目が落ちるくるりもある中ポビドンヨードは耐性をもった細菌やウィルスに対しても攻撃
J1サッカーチームも公式採用!120万枚突破のCOOLマスク↓↓
コロナウィルスは舌の回りで細菌が繁殖!?
今回の会見ではうがいの具体的な方法も発表されています。
【うがいの方法】
プクプクプクと口の中をうがいをする
ガラガラと上を向いて喉のうがい
研究段階ではありますが、コロナウィルスは口の舌の回りウィルスが繁殖しやすいタイプ(?)のようで、うがいが効果的ではないかという見解でした。
高齢者や医療従事者、介護関係者の方に優先的にうがい薬が渡るように、必要以上の買い占めは控えましょう。
妊娠中、授乳中の方は注意
妊娠中や授乳中の方は残念ながらポビドンヨードが有効成分となっているうがい薬は控えたほうがよいそうなので注意してください。
うがいは感染症予防に有効ですが、妊婦さんはうがい薬に含まれている「ポビドンヨード」と呼ばれるヨウ素の成分には気を付けてください。この成分が入ったうがい薬を連用すると、普段の食事で海藻類から摂取する量よりもはるかに多くのヨウ素を吸収し、ヨウ素過剰症を引き起こすことがあります。
ヨウ素過剰症は、赤ちゃんの甲状腺機能の低下につながることもあります。うがいは水でも十分に効果があります。「喉が痛い」など、どうしてもうがい薬を使いたい時は、アズレンが主成分の薬を使用するのが良いでしょう。
引用元:全日本医民https://www.min-iren.gr.jp/
イソジンがコロナに効果的!?まとめ
今回の発表ではあくまでも、陽性患者に対して行った研究結果です。
今回の会見では、軽症患者には効果を期待できるかもしれない、という見解でした。
しかし、あくまでも今回の発表はひとつの見解にすぎないので鵜呑みにしてしまうのは危険かもしれません。
イソジンがコロナウィルスの予防になるかどうかというところまでは発表された訳ではありませんので、引き続き予防や対策は今までどおりしっかりと行っていきましょう。
また、常在菌なども殺菌してしまうので予防として使用する事は推奨していないという専門家もいますのでイソジンを使ってのうがいのやりすぎには注意が必要のようです。
新型コロナウィルスに関しての様々な噂は他にもたくさんありますよね、ご自身で正しい情報を選別しながらできる対策をとっていきましょう!
大阪府知事の吉村知事も会見後Twitterで改めて説明を重ねていました。